S&P500や楽天SCHDの将来をシミュレーション|無料で使える投資ツール

生活改善

いつも読んでくださりありがとうございます。
この記事では、私が作成したブラウザ上で動く投資シミュレーターを公開します。初期投資・毎月の積立・成長率・配当利回り・増配率・税率などを入力すると、評価額の推移受け取れる配当(税引後)のイメージを年単位で確認できます。

まず最初に:重要な免責事項

  • このシミュレーターは将来の投資成績を保証するものではありません
  • 入力した仮定(成長率・配当・税率など)により結果は大きく変わります。
  • 投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
  • 実際の運用では、為替・手数料・信託報酬・税制改正・配当スケジュール・トラッキング誤差・相場急変など、本ツールが考慮しない要素が多く存在します。
  • 本ツールは学習・検討の“たたき台としてご利用ください。

できること/できないこと

できること

  • 年率の株価成長率(価格上昇の想定)を与えて、評価額をシンプルに予測
  • 配当利回り増配率を入れて、積立終了後(受取期)の年間配当(税引前/後)と月当たり配当(税引後)を表示
  • 入力値に応じて表と折れ線グラフで推移を確認

できないこと(主な割り切り)

  • 実際の市場データ連携、インフレ・為替・手数料・信託報酬・リバランス・暴落シナリオ等の反映
  • 途中の分配金再投資/取り崩しの詳細設計
  • 月次の細かな入出金タイミングの厳密化(年次で単純化)

かんたんな使い方(ステップ)

  1. 商品を選択
    プルダウンから「楽天SCHD」「S&P500」を選びます(※基準値は目安。必要に応じて下の数値を編集してください)。
  2. 金額を入力
    • 初期投資額(例:100,000
    • 毎月積立額(例:30,000
      期間を設定
    • 積立期間(年):積み立てを続ける年数(例:10
    • 投資期間(年):シミュレーション全体の年数(例:30
      ※この例では「10年積立 → その後20年は配当受取に専念」というイメージ。
  3. リターン・配当・税率を設定
    • 株価成長率(年率 %):価格の年平均上昇率の仮定
    • 配当利回り(%):受取期の基準となる配当水準(年率)
    • 増配率(年率 %):配当が毎年どのくらい伸びる想定か
    • 分配金の税率(%):受取配当から差し引かれる税率(例:特定口座・源泉あり等をざっくり想定)
  4. 「シミュレーション実行」をクリック
    → 下部に年ごとの一覧表評価額・配当のグラフが表示されます。

画面の見方

  • 評価額(円):保有資産全体の時価評価
  • 分配金(税引前/後):その年に想定される年間の配当額
  • 月当たり分配金(税引後 円):税引後の年間配当を12で割った参考月額
  • グラフ
    • 青線=評価額の推移
    • 緑線=年間の配当(税引後)の推移

ポイント:このツールでは、積立期間中は配当受取をしない(または受取を再投資と等価とみなす)前提で、積立終了後から配当受取を開始する簡易モデルになっています。

入力パラメータの考え方(目安)

  • 株価成長率:長期の平均に近い数字を入れると、過度に楽観/悲観しにくいです。
  • 配当利回り&増配率:利回りが高いと初期の受取額は増えますが、増配率の前提が高すぎると将来の配当が過大に出やすい点に注意。
  • 税率:口座区分・控除有無で実効税率は変わります。ここはざっくりでOKですが、比較する際は同じ税率でそろえると意図がぶれません。

サンプル(初期値のまま)

  • 初期投資:10万円
  • 毎月積立:3万円
  • 積立期間:10年/総期間:30年
  • 価格上昇:8.7%
  • 配当利回り:3.4%
  • 増配率:11.1%
  • 税率:20.3%

「シミュレーション実行」で、30年間の評価額配当推移をざっと把握できます。
「積立を何年で止めるか」「税率を変えたらどう見えるか」「より保守的な成長率にしたら?」など、前提を動かしながら“幅感”を見るのが活用のコツです。

よくある質問(FAQ)

Q1. スマホでも使えますか?
A. はい、レスポンシブ対応です。横スクロールで表を確認できます。

Q2. 数字にカンマを入れても大丈夫?
A. 可能です(100,000など)。入力中も自動整形されます。

Q3. 途中の暴落(マイナス年)も反映されますか?
A. しません。平均成長率でスムーズに伸びる前提の簡易モデルです。暴落シナリオ検討は別途必要です。

Q4. 配当の再投資は考慮しますか?
A. このモデルでは積立期間終了後に配当受取を開始する前提です。再投資シナリオは別モデルでの検討が必要です。

計算ロジック(ざっくり)

  • 年ごとに初期投資/年合計の積立額を反映し、保有口数×単価で評価額を算出
  • 積立期間終了後の各年に、(その年の単価×配当利回り×保有口数)で年間配当を試算
  • 税率をかけて税引後配当を出し、月当たりは12分割
  • 単価は成長率配当利回りは増配率で年々更新
  • ※シンプル化のため、月次の細かなタイミング差は年次に集約

使い分けのヒント

  • 老後のキャッシュフロー感をつかむ:積立を止めた後、税引後の月当たり配当がどの程度になるかを見る
  • 教育費・住宅ローン終了後の切り替え:積立年数を変えて「いつから配当受取に入るか」を試す
  • 税率の違い:NISA・特定・源泉あり/なし等の違いをざっくり比較

うまく表示されないとき

入力欄が空欄の場合は0として扱われます。数値を入れ直してから「シミュレーション実行」を押してください。

投資シミュレーター

投資シミュレーター

おわりに

このシミュレーターは、前提次第で結果が大きく変わることを“体感”するための道具です。
大事なのは「1つの結果を信じ切らない」こと。楽観/中立/悲観の3パターンくらいで回して、許容できる幅を確認してみてください。

気づきや改善要望があれば、コメントでぜひ教えてください。
それでは、良き投資ライフを!

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